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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

【早生みかん】水分吸収“みかん裂けた”最小限に抑える

みかん割れた
(R5.8.7 早生みかん 裂けた)

みかん管理
早生みかんです。


高温・乾燥が続いた後で

雨が降ると水分吸収が
盛んになることがあります。


肥大速度よりも
早く水を吸い込むため


みかんが裂けるのです!


みかんの裂け方には
縦裂けと横裂けがあります。

腰高みかん(丸型)に多いのが縦裂けです。

扁平みかんでは
横や斜めに裂けることがあります。

みかんが裂けると
売り物にはなりませんし


腐敗果を作る要因になってしまうので

切り落としておきます。


みかん割れた
(みかん縦裂け)

良く聞く話ですが
みかんが裂け始めると

連続して増えてしまうことがあります。

高温・乾燥の
ストレスがかかっているほど

裂果多発の心配があります。

水を吸い込みやすい原因として

窒素過多や剪定不足があげられます。

窒素過多になってしまった場合

樹体内に
アンモニア態窒素が
増える心配があります。


植物からすると毒物なので

中和するために
水を吸い込みやすくなります。


剪定不足があると
水の出口が確保できない場合があるので

なるべく切り上げ剪定を行います。

それでも完全には
裂果は無くなりませんが

裂果の軽減が可能です。

水があっても無駄に
吸収させないように管理できれば

糖度維持にも繋げられます。

この方法で糖度は何%あがりますか?

0.5%前後高くなることが確認できています。
(平均糖度より)

上手くいくと0.7%くらい
高くなったこともありました。

(平均糖度より)


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