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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

樹勢低下“ゴマダラカミキリ”食いたい放題!

ゴマダラカミキリ
(R6.10.15 ゴマダラカミキリ)

みかん管理
青島みかんです。


仕上げ摘果時に見つけました。

みかん上部の枝の
分岐部で枝の変色見つけました。

もしかして…


ゴマダラカミキリ
幼虫の仕業でした!

1頭だけでしたが
枝が枯れてしまってました。

出て来たゴマダラ幼虫は
1cmちょいの若齢幼虫でした


掻き出し棒で
外に出してしまえば

もう何もできません。

手も足も出ません。

こんなに弱っちいのに

樹の枝の中では

食いたい放題
やりたい放題です。


猛威を振るいます。

ゴマダラカミキリ
(ゴマダラ幼虫)

今年は表年でした。

着果過多により
樹勢低下が見られました。

高温乾燥により
更に弱っていたと思われます。


そんな樹が3本くらい
ゴマダラにやられました。

産卵されやすい
条件があるはずです。


ゴマダラの親は
産み分けしてると思います。

この樹なら
子供たちに都合が良い。


こっちの樹は
健全で厳しそうだ。

〇光合成低下の樹

葉っぱが無く
ホルモンが作れない
酷暑の影響
立枝が弱ってしまった=根っ子不足

〇水分を含みやすい樹(弱っている)

アンモニア態窒素が多いと
水を吸収して中和しようとする。

アンモニア態=毒物 

健全なら分解が順調、毒物溜まらない。

〇窒素過多で弱った樹

窒素過多は根っ子を傷めます。
根っ子が傷むと窒素しか吸収しない。
余分に窒素入ると処理しきれない。アンモニア態溜まる
微量要素吸収しない

〇ホルモン低下した樹

栄養成長に傾き過ぎるとジベレリン活性により

ジャスモン酸やエチレンなどが
低下すると害虫などが侵入しやすくなる。

栄養成長と生殖成長のバランスが取れることは

ホルモンバランスも取れている。


ゴマダラカミキリ


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