【早生みかん】高品質“軸細扁平みかん”ジベレリン抑制
【令和の教科書 Yoshida Style】
これからの“みかん技術”
みかん剪定(切り上げ)
植物ホルモン
有葉花(果)と直花(果)
~ 2023年09月18日
(R5.8.7 軸細扁平みかん)
みかん管理
早生みかんです。
段々みかん園
高品質みかんを狙います。
早生みかんで
美味しく作るためには
軸は太くしてはいけません。
どうしても
太くなってしまう場合は
ジベレリン活性が考えられます。
ジベレリンを抑制することです。
軸細扁平みかんを狙います!
窒素量が多すぎると難しいと考えます。
写真のみかんは直花果です。
直花果の特徴は
丸形や腰高傾向です。
それでも
ジベレリン活性に
注意して管理すると
直花果でも軸細扁平
みかんが可能になります。
サイズはSMです。
ストレスがかかりやすいサイズです。
(軸細扁平みかん)
この軸細扁平みかんのために
切り上げ剪定を続けています。
切り上げ剪定は
ジベレリン以外の
ホルモンを強化しやすいです。
窒素量は少な目で管理しています。
ジベレリンを抑制するためです。
摘果は2回行いました。
優しい摘果を
2回に分けて行いました。
扁平なみかんのためには
オーキシンが欠かせません。
オーキシンは枝の先端部
(樹の先端部、上部)で作られます。
立枝を上手く使うことで
オーキシンを増やすことができます。
ジベレリン=縦肥大
オーキシン=横肥大
早生みかんは
オーキシンが
弱い性質がありますからね。