“みかん害虫” 白いワタのような虫を見つけました。クワコナカイガラムシ?
これからの“みかん技術”
~ 2019年07月28日
摘果中に見つけました。
みかん害虫
カメムシ目
コナカイガラムシ科
良く見る害虫です。

果実が重なり合った場所に
潜んでいました。
1頭の雌で200個ほどの
産卵が可能です。
見つけ次第
出て取りましょう。
雌の体が
卵の塊に変化します。
そのままにしておくと厄介ですよ。
雄は翅があって飛んでいます。
雄の寿命は
羽化してから3日程度と短命です。
その間に交尾が必要です。
みかん害虫
カメムシ目
コナカイガラムシ科
クワコナカイガラムシです。
良く見る害虫です。
果実が重なり合った場所に
潜んでいました。
1頭の雌で200個ほどの
産卵が可能です。
見つけ次第
出て取りましょう。
雌の体が
卵の塊に変化します。
そのままにしておくと厄介ですよ。
雄は翅があって飛んでいます。
雄の寿命は
羽化してから3日程度と短命です。
その間に交尾が必要です。
コナカイガラムシは
白いロウ物質に覆われていて
水でもクスリでも見事にはじき返します。
高温・乾燥にも強く
せん定の切り方が悪いと
枝の隙間に直ぐに入り込みます。
クワコナカイガラムシは
年間3回も発生してくれます。
5月、7月、9月
1回目よりも2回目
2回目よりも3回目は
幼虫の孵化時期が大変にズレます。
効率良くたたくのなら
5月の発生を狙うことです。
この時期は油断してますから
見逃しやすいのですね。
5月といっても
6月にずれ込むこともありますからね。
厄介ですよ。
コナカイガラムシ対策
〇せん定
同じ場所からの分岐の枝
3本以上あったら1本にする。
柔らかい新芽の時期なら
指でできます。(芽かき)
〇樹勢低下をさせない
過度のストレスをかけない。
〇天敵を大切にする。
寄生バチ
クワコナカイガラヤドリバチ
カゲロウの幼虫