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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

“切り上げ剪定”青島みかん落葉でも「有葉花」来た!

みかん【有葉花】
(R3.4.9 青島みかん)

青島みかん
切り上げ剪定4年目です。

弱った枝や
下垂枝を切り上げて

樹勢維持・強化
ホルモン強化が目的です。

落葉が見られましたが

何とか“有葉花”来ました!

落葉があると

有葉花は少ない傾向があります。

それから

窒素量が多過ぎると
C/Nバランスを崩してしまい

有葉花は出てくれません。
青島みかん【有葉花】

根っこが弱いと

ホルモンの
サイトカイニンが減少します。

サイトカイニンは
葉の老化を抑制する働きがあります。


旧葉を確保するためにも

根っこの強化
サイトカイニン増量ですね。


また、

多過ぎる窒素は
栄養生長に傾くので

品質の高い
花や果実は難しくなります。

窒素過多は

〇ジベレリン活性化させます。

〇樹を大きくします。

〇花を小さくします。

〇果形を乱し
 腰高みかんになります。

〇開花を早め
 品質低下が心配されます。

常に樹の動きを観察し

窒素量が多いのか
少ないのかを見極めましょう。

青島みかん 切り上げ

切り上げ剪定は
立枝を上手く利用します。

立枝の先端には

有葉花が着く
可能性が高いです。

切り上げ剪定は

樹勢を強化し
有葉花の増加に期待できます。



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