“切り上げせん定”お辞儀で高品質みかんを目指す!(基本)
これからの“みかん技術”
~ 2019年02月11日
みかんの管理
重要なせん定があります。

切り上げるせん定で
枝が下垂しやすい状態を作り
丁寧にお辞儀させることで
高品質みかんが狙えます。
みかんは成っていませんが
イメージしましょう。

切り上げせん定では
下側の枝から順番に切り上げていきます。
このような枝の場合
下側の枝1本をのこぎりで切ります。
もう一つ上の枝は
来年に切る候補枝とします。
重要なせん定があります。
せん定シーズン到来です。
切り上げるせん定で
枝が下垂しやすい状態を作り
丁寧にお辞儀させることで
高品質みかんが狙えます。
みかんは成っていませんが
イメージしましょう。
切り上げせん定では
下側の枝から順番に切り上げていきます。
このような枝の場合
下側の枝1本をのこぎりで切ります。
もう一つ上の枝は
来年に切る候補枝とします。
のこぎりで除去する前の様子です。
切り上げ
せん定の基本
☆立枝は切らずに先ず使います。
成らせて、枝の状態を見て
切るか使うか判断します。
☆垂れ下がった枝、
下側の枝を積極的に切ります。
状態の良い有葉花が着かないため。
直花が増えます。
☆立枝を積極的に使う理由
樹勢が良好で、ホルモンバランスが整いやすいです。
光合成良好(増糖、貯蔵養分を稼ぐ)
蒸散能力強化(浮皮軽減)
☆垂れ下がった枝、
黒く変色した枝の特徴
有葉花が着かない。
光合成は弱い、蒸散能力弱い、
植物ホルモンアンバランス
吸収された窒素は、硝酸態⇒アンモニア態⇒アミノ酸
という形で変化します。
樹勢低下、立枝を切る、窒素過多、光合成低下
垂れ下がった枝には
アンモニア態窒素が多い可能性が高いです。
アンモニア⇒植物にとっては猛毒・壊死(樹脂病心配)
垂れ下がった枝を積極的に除去することは
毒素を切り落とす⇒デトックスになります。
垂れ下がった枝は毒の塊になるので、みかんが成ったとしても品質低下
になりますし、徐々に枯れ枝が出来上がります。
植物は何とかして毒素を出そうとします。
⇒枝にためて枯らして落とす(枯れ枝)
⇒果実にためて早く腐らせて落とす(浮皮、貯蔵性低下)
良い学びが出来て有難いです( ^ω^ )
ありがとうございます。また色々と
教えてくださいね♡
なかなか、上手く書けませんが、よろしくお願いします。
繰り返し、わかりやすい文章に努めます。
よろしくお願いします。