【切り上げ剪定】直ぐにはムリ“植物ホルモン”窒素減量で有葉花の増量狙える!?
【令和の教科書 Yoshida Style】
これからの“みかん技術”
みかん剪定(切り上げ)
植物ホルモン
~ 2024年03月29日
(R6.3.13 早生 切り上げ剪定)
みかん管理
早生みかんです。
切り上げ剪定
2年目になります。
直ぐには
大きな変化は
見られませんので。
3年くらいはかかるかもしれません。
でも
切り上げ剪定と
窒素減量体系に切り替えたことで
少しホルモンに
変化が見られました!
地上部と地下部のバランスが
前年より良くなったということです。
葉色が
淡くなったこと
上部の葉が
立ち上がったこと
また、CN比を
高められたことで
有葉花の増量にも期待できます。
窒素を沢山与えることで
発芽するわけでもありません。
剪定で沢山切ると
発芽するわけでもありません。
窒素を沢山撒いても
素晴らしい花を着けることは難しいでしょう。
窒素が絶対に
必要ないということではありません。
それぞれ
樹齢や環境によって
窒素の適量は違うはずです。
ただ
窒素が多すぎると
栄養成長を
強めることは簡単ですが
生殖成長の邪魔を
することがあるのです。
窒素量は
適量は園地ごとに
良く考えるべきでしょう。
(密植気味 早生みかん)
「樹が大きくなり過ぎだが大丈夫か?
薬剤は手散布です」
人の作業道があれば
大丈夫ということでしたので
軽めの切り上げ剪定と
場合によっては縮伐をかけました。
樹は大きくても大丈夫でしょう。
大きい方が異常気象に耐えられます。
今の大きさは
なるべく極端に変えないよう
管理することをお勧めしました。
今後時間をかけながら
徐々に枝を整理していきます。