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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

“みかん園のミノムシ”大きく成長しました。2種のミノムシ確認?

~ 2020年03月04日

みかんの
剪定シーズンです。

枝を1本1本
丁寧に見ていきます。

大きく成長した
オオミノガを見つけました!

ミノムシ
(令和2年2月22日撮影)
1990年代に
中国から入ってきた

オオミノガヤドリバエにより

絶滅危惧種では
と心配されていたのです。

絶滅の危険からは
回避されたようです。

自然界には
オオミノガヤドリバエに寄生する


コバチの仲間が
生息しているのです。

ミノムシ
(令和2年2月22日撮影 チャミノガ)
オオミノガとチャミノガ

オオミノガは

蓑が葉や小枝を
付けた紡錘形です。

チャミノガは

小枝を付けた
細目の円筒形です。

ミノムシ

ミノムシは
枯葉や小枝を

糸で綴って巣を作ります。

昔の雨具の
蓑(ミノ)に似ているので

ミノムシ:幼虫のこと

成虫はミノガといいます。

ミノムシ
(令和元年12月9日)
ミノムシの状態で
雄雌を区別することは難しいです。

専門家では
雄(3):雌 (7)ぐらいとしています。

雄は成虫の蛾になりますが
雌は一生イモムシで蓑の中にいます。

蛾は口が退化し
摂食ができません。

ミノムシ
(令和元年12月13日)

みかんの皮
を齧ることもありますが

鳥に比べたら
知れていますので

みかん園でミノムシを
見かけても放っておきましょう。







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