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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

【R6昆虫採集】隠蔽的擬態“フタモンウバタマコメツキ”見事に騙された!

フタモンウバタマコメツキ
(R6.3.30  雑木林巡回)

よるねこ山修行

夜の昆虫採集
大人の虫撮りです。


クワガタ
可能性が高い
クヌギを調査していました。

樹液が出れば
虫が来るのにと思っていました。


樹皮のメクレの辺りに

何かの虫の
脱出痕がありました。


もしかして“クワガタ”かも

虫は脱出後は
上を目指して動きます。


念入りに
調査しましたが

何も虫は見つかりませんでした。

おかしいなあ…

と思った数秒後に
やっと気付けました。


目の前に虫が居ました。

隠蔽的擬態の
フタモンウバタマコメツキです!

3月のフタモンも高得点です。

樹皮そのものに
擬態していたのです。


隠蔽的擬態は
周囲の色やもののように
似せて外敵から身を守ることです。

保護色ですね。

3cmくらいしかないのに大した虫です。

これなら小動物に
食べられることもないでしょう。


私に観察眼が無かったら
このフタモンを見つけられなかったでしょう。

見事に騙されてしまったのです。
フタモンウバタマコメツキ
(フタモンウバタマコメツキ)

フタモンウバタマコメツキは

ここの雑木林では時々見かけます。

ただし、擬態が上手なので
見つけられないことも多いかもしれません。

日本国内では

普通に見られる
昆虫ではありますが

地域分布に偏りがあるようです。

京都府の
レッドデータブックでは
要注目とされているようです。

毎回簡単に
見つけられる虫でもないので

自然界における
個体数は少ないものだと考えます。

3月末になって
虫撮り成績急上昇です。


この調子で

黒いダイヤまで辿り着きたいです。

引き続き山修行ですね!


クヌギ大木
(クヌギ大木 フタモン)

新芽
(新芽の状態)


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