【みかん管理】果梗枝“複数の枝”力分散により着果率低下?
【令和の教科書 Yoshida Style】
これからの“みかん技術”
みかん剪定(切り上げ)
植物ホルモン
有葉花(果)と直花(果)
~ 2023年04月18日

(R5.3.16 青島 複数分岐)
みかん管理
青島みかんです。
上向きの
太い果梗枝から
複数の枝が分岐していました!
力も分散してしまい
その先の枝葉も衰退します。
果梗枝から出てくる
芽(枝)には注意したいですね。
早めに本数の整理が必要です。
そのまま残すと
力が分散しているので
有葉花が減って
直花が増えてしまいます。

(樹勢低下)
果梗枝から発生する枝が
全てダメというわけではありませんが
枝の本数が
3本以上であることが多いので
あまり良い枝とは言えないのです。
そのような枝を
使って様子を見ても
着果率が低い
歩留まりが良くない
セット率が低いとも言います。
ムダ花が着きやすいということです。
良質な枝は
(高品質みかん)
果梗枝から出る枝ではなく
枝の背から出る立枝でしょう。
なぜですか?
ムダ花が少ないからです。
効率の良い有葉花が着きやすいからです。