“ツチイナゴ”秋から活動開始、成虫で越冬するバッタ。温暖化は助かっているらしい?
バッタの仲間
~ 2019年11月29日
秋期から
活動開始するバッタ
道端のススキに
止まっていました。

ツチイナゴの特徴
全身が茶褐色で
細かい毛が生えています。
背中には黄白色の線が
頭部から尾部まで走っています。
複眼の下には
黒い線があります。
幼虫は鮮やかな黄緑色ですが
成虫になると茶褐色に変わります。
活動開始するバッタ
ツチイナゴです!
道端のススキに
止まっていました。
ツチイナゴの特徴
全身が茶褐色で
細かい毛が生えています。
背中には黄白色の線が
頭部から尾部まで走っています。
複眼の下には
黒い線があります。
幼虫は鮮やかな黄緑色ですが
成虫になると茶褐色に変わります。
ツチイナゴは他のバッタと逆で
秋から活動が始まります。
よって成虫期の大半は冬です。
冬季は枯草ばかりの環境で
身を潜めるので
茶褐色は保護色の役割があるのです。
越冬するバッタなので
寒さに強いとも思われがちですが
逆で寒さには弱いようです。
冬季は日当たりが良い
場所に集まります。
時々食餌もします。
温暖化で暖冬になると
ツチイナゴたちは
安心して越冬が可能になります。
温暖化で助かる虫は
他にもたくさんいます。
農作物の害虫となる
カメムシ類
アザミウマ類も助かっています。
カメムシは冬でも
樹上部の葉陰で越冬しています。
アザミウマ類は
そこそこ寒さに強い害虫です。
昔よりも楽に
越冬が可能なのです
農業面から考えると
害が多くなりそうですね。