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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

“ツチイナゴ”秋から活動開始、成虫で越冬するバッタ。温暖化は助かっているらしい?

~ 2019年11月29日

秋期から
活動開始するバッタ

ツチイナゴです!

道端のススキに
止まっていました。

ツチイナゴ

ツチイナゴの特徴

全身が茶褐色で
細かい毛が生えています。

背中には黄白色の線が
頭部から尾部まで走っています。

複眼の下には
黒い線があります。

幼虫は鮮やかな黄緑色ですが
成虫になると茶褐色に変わります。
ススキ

ツチイナゴは他のバッタと逆で
秋から活動が始まります。

よって成虫期の大半は冬です。

冬季は枯草ばかりの環境で
身を潜めるので

茶褐色は保護色の役割があるのです。

ススキ

越冬するバッタなので
寒さに強いとも思われがちですが

逆で寒さには弱いようです。

冬季は日当たりが良い
場所に集まります。

時々食餌もします。

温暖化で暖冬になると

ツチイナゴたちは
安心して越冬が可能になります。






温暖化で助かる虫は
他にもたくさんいます。

農作物の害虫となる

カメムシ類
アザミウマ類も助かっています。

カメムシは冬でも
樹上部の葉陰で越冬しています。

アザミウマ類は
そこそこ寒さに強い害虫です。

昔よりも楽に
越冬が可能なのです

農業面から考えると
害が多くなりそうですね。




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