【春の昆虫】赤地に七つの黒い斑紋“獰猛な肉食獣”農家の強い味方

光(みつ)

2022年05月05日 17:00


(R4.4.5 ナナホシテントウ)

日中の気温が
15℃を超えるようになり

軽い農作業でも
汗ばむ陽気となっています。


冬眠から目覚め
アブラムシを捕食しようと

活発に動き回っていました。

身近な場所に生息する

小型の昆虫
ナナホシテントウ


可愛いらしく
なじみ深い昆虫ですが

赤地に七つの黒い斑紋
獰猛な肉食獣だったのです!


(カラスノエンドウ)

みかん園内に生える
カラスノエンドウ先端部には

大量のアブラムシが群がっていました。

覚醒テントウムシが
大量捕食を決めていました。

農家の強い味方なのです。


(動き回るナナホシテントウ)

令和4年の昆虫の動き

アブラムシは

例年より
遅めの発生
低密度で推移しました。

アブラムシは
カメムシ目です。


令和3年は
カメムシ目の年で
大量発生を確認しました。
(上尾奈地区 周辺)

そのため
令和4年の今年は


カメムシ目は
少ないと予想しています。



(みかん園の桜)

昆虫の発生には波があります。

令和3年は
カメムシ目の年でした。
(個人的見解)

カイガラムシ類、アブラムシ、
オバハゴロモ、ミドリヒメヨコバイ、セミなど多発。


地域環境による
若干の違いはあります。

令和3年が
カメムシ目ならば


令和4年の今年は

甲虫目の年

又は、
アザミウマ目の
年になると考えています。

みかん園では特に
ゴマダラカミキリの心配があります。


我が家のみかん園でも

土壌流亡が進み
根っこが露わになっています。


ゴマダラカミキリの産卵を
助ける形になってしまっています。

切り上げ剪定とホルモン強化

窒素量は控えめの栽培体系ですが…

毎年反省と勉強です。




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