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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

【R6昆虫採集】4年連続“5月ミヤマ”今年は当たり年かもしれない

ミヤマクワガタ
(R6.5.17 2号ミヤマクワガタ)

よるねこ山修行

夜の昆虫採集
大人の虫撮りです。

標高170m程度の山でした。

ミヤマロードと
呼んでいる場所があります。

ミヤマクワガタの
候補樹は20本くらいあります。


その中の
2本で当たりました。


5月ミヤマクワガタです!


4年連続で見つけることができました。

この日に“ミヤマが動く”
などという決まりはありません。


ここ2~3日が勝負でした。

コナラで新しい
樹液が出始めました。

発酵臭があるかないかくらいのレベル

ミヤマは浅めの発酵を好みます。

1日ズレたらミヤマには
会えなかったかもしれません。

前日にミヤマ♀
翌日にミヤマ♂

なかなかのペースで

ミヤマのカウントが取れ始めました。

次なる目標は

5月中にミヤマのカウント10頭です。

ミヤマ♂を
見つけた場合は
欲しい人用に捕獲して

ミヤマ♀の場合は
素手では触れないようにします。
安全な場所へ。

それから

5月中の
ミヤマサイズは
60ミリ前半が多いです。


65ミリを超えるのは
1頭あるかないかです。

65ミリというサイズは

ミヤマらしい
体格が出てきて

カッコ良さが増すサイズです。

70ミリ超えたら
最期まで飼育して

標本コースです。

70ミリ超えは
浜松市内だと難しそう。

もしかしたら
今年はミヤマ多いかも。
ミヤマクワガタ
(ミヤマクワガタ 約59ミリ)

ここ数日

昆虫が、ざわつき始めたように感じました。

発酵が進み始めた樹液では

コバエ
ヨツボシケシキスイ
ヨツボシオオキスイ
小さな蛾


勝手な考えですが

上弦の月が過ぎた頃から

ざわついてきます。

より水分が
上に動き始めます。
(樹液)


樹の下の方から樹液が出て

徐々に上部で
出るようになります。


満月時には水分は
枝先まで行き渡ります。

この時
様々な昆虫が
集まりやすいです。

普段より大量に
水分が上がってくることで

昆虫が反応して
集まってくるのですね。


場所は限られます。

日光が良く当たる場所の樹です。

そして良く開いた樹です

広くYの字に開いた樹です。

枝が縦ではなく
横に伸びた枝です。

絶対はありませんが
傾向と対策は必要です。


普通の昆虫も害虫も

集まりやすい樹は
おおよそ決まっています。


新しい害虫対策が
見えて来るかもしれません。

植物は
重力、引力、遠心力


この3つの力の
影響を受けて生きています。

植物ホルモンを変化させています。

植物ホルモンとの
深い関りも見えて来ますね。

昆虫採集は
遊びではありませんよ。


コナラの樹液
(僅かな樹液)


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