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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

【春の昆虫】赤地に七つの黒い斑紋“獰猛な肉食獣”農家の強い味方

てんとうむし
(R4.4.5 ナナホシテントウ)

日中の気温が
15℃を超えるようになり

軽い農作業でも
汗ばむ陽気となっています。


冬眠から目覚め
アブラムシを捕食しようと

活発に動き回っていました。

身近な場所に生息する

小型の昆虫
ナナホシテントウ


可愛いらしく
なじみ深い昆虫ですが

赤地に七つの黒い斑紋
獰猛な肉食獣だったのです!

カラスノエンドウ
(カラスノエンドウ)

みかん園内に生える
カラスノエンドウ先端部には

大量のアブラムシが群がっていました。

覚醒テントウムシが
大量捕食を決めていました。

農家の強い味方なのです。

ナナホシテントウ
(動き回るナナホシテントウ)

令和4年の昆虫の動き

アブラムシは

例年より
遅めの発生
低密度で推移しました。

アブラムシは
カメムシ目です。


令和3年は
カメムシ目の年で
大量発生を確認しました。
(上尾奈地区 周辺)

そのため
令和4年の今年は


カメムシ目は
少ないと予想しています。


みかん園の桜
(みかん園の桜)

昆虫の発生には波があります。

令和3年は
カメムシ目の年でした。
(個人的見解)

カイガラムシ類、アブラムシ、
オバハゴロモ、ミドリヒメヨコバイ、セミなど多発。


地域環境による
若干の違いはあります。

令和3年が
カメムシ目ならば


令和4年の今年は

甲虫目の年

又は、
アザミウマ目の
年になると考えています。

みかん園では特に
ゴマダラカミキリの心配があります。


我が家のみかん園でも

土壌流亡が進み
根っこが露わになっています。


ゴマダラカミキリの産卵を
助ける形になってしまっています。

切り上げ剪定とホルモン強化

窒素量は控えめの栽培体系ですが…

毎年反省と勉強です。

みかん園の桜



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