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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

【R4昆虫採集】入山しても“クワガタゼロ”生息地減少?

樫の木
(期待 樫の木)

よるねこ山修行

夜の昆虫採集
大人の虫撮りです。


山に入っても
夏の風物詩である


クワガタいないかも!?


山に行けば
クワガタやカブトが

たくさん見つかるイメージを
持っている方が多いかもしれませんが


簡単に見つけられなくなっています。

採集レベルの
向上が求められます。


クワガタ、カブトの樹や

生息できる場所が
減少しているからです。


昆虫が生息できる
自然環境がなくなっているのです。


樫の木
(樫の木 過去コクワガタ採集)

雑木林があって
コナラやクヌギが生えていても


好みの樹液が出て
クワガタやカブトが集まる

樹液酒場は極僅かです。

30年前、家の近所で
防風林として管理されていた
(家やミカン園)

小学生レベルのような

手ごろな樫の木や
コナラはありません。

身近な場所で
クワガタ、カブトがいなくなり


山へ入るようになりましたが

木がデカすぎて
簡単に見つかりません。


外灯もなにも無い
暗闇で危険と隣合わせです。

手を伸ばして
捕れるような位置では


もう見つからないかもしれません。
クヌギ洞
(R4.3.23 7年前はヒラタクワガタ)

温暖化の影響もありますが
樹木の伝染病も蔓延しています。


“ナラ枯れ病”ですね。

カシノナガキクイムシが媒介する伝染病です。

通称“カシナガ”と言われています。

クワガタやカブトの
生息環境が無くなった代わりに


この“カシナガ”の
生息地が拡大しているのです。

コナラ、クヌギ、カシなど
ナラ枯れ病菌に侵された場合


徐々に枯れていきます。

また、樹液は出ますが
クワガタやカブトが寄り付かない


死んだ樹液になるのです。

ナラ枯れ病は拡大していますので

数年先には
皆さんの近所の山でも

クワガタ、カブトが不在の
寂しい山になっているかもしれません。


今のうちなら間に合います!

引き続き山修行です。




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