【R4昆虫採集】入山しても“クワガタゼロ”生息地減少?
(期待 樫の木)
よるねこ山修行
夜の昆虫採集
大人の虫撮りです。
山に入っても
夏の風物詩である
クワガタいないかも!?
山に行けば
クワガタやカブトが
たくさん見つかるイメージを
持っている方が多いかもしれませんが
簡単に見つけられなくなっています。
採集レベルの
向上が求められます。
クワガタ、カブトの樹や
生息できる場所が
減少しているからです。
昆虫が生息できる
自然環境がなくなっているのです。
(樫の木 過去コクワガタ採集)
雑木林があって
コナラやクヌギが生えていても
好みの樹液が出て
クワガタやカブトが集まる
樹液酒場は極僅かです。
30年前、家の近所で
防風林として管理されていた
(家やミカン園)
小学生レベルのような
手ごろな樫の木や
コナラはありません。
身近な場所で
クワガタ、カブトがいなくなり
山へ入るようになりましたが
木がデカすぎて
簡単に見つかりません。
外灯もなにも無い
暗闇で危険と隣合わせです。
手を伸ばして
捕れるような位置では
もう見つからないかもしれません。
(R4.3.23 7年前はヒラタクワガタ)
温暖化の影響もありますが
樹木の伝染病も蔓延しています。
“ナラ枯れ病”ですね。
カシノナガキクイムシが媒介する伝染病です。
通称“カシナガ”と言われています。
クワガタやカブトの
生息環境が無くなった代わりに
この“カシナガ”の
生息地が拡大しているのです。
コナラ、クヌギ、カシなど
ナラ枯れ病菌に侵された場合
徐々に枯れていきます。
また、樹液は出ますが
クワガタやカブトが寄り付かない
死んだ樹液になるのです。
ナラ枯れ病は拡大していますので
数年先には
皆さんの近所の山でも
クワガタ、カブトが不在の
寂しい山になっているかもしれません。
今のうちなら間に合います!
引き続き山修行です。