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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

“秋から活動開始”珍しい成虫越冬タイプのバッタ。ツチイナゴとは?

~ 2020年10月30日

ツチイナゴ
(R2.10.13 青島みかん園)

青島みかん園にて

秋から頻繁に
姿を見るようになりました。

9月から本格的に発生する

大型バッタのツチイナゴです!

みかんの
葉っぱをかじったようです。

稀にあります。

秋草を刈ったことで
食べ物がなくなってしまったからです。

食欲旺盛な雌のバッタです。

ツチイナゴ

成虫で越冬する
バッタの中では珍しい種です。

新成虫は
9月から活動開始です。

その後、成虫で越冬し

翌年4月から
活動が本格化します。

4月に交尾を終え
5月に産卵期を迎えます。

他のバッタよりも
ワンテンポずれることで

他のバッタにはない季節感があります。

雄:体長40~55ミリ
雌:体長45~70ミリ

食植性でイネ科やマメ科を好みます。


誰でも叢に入れば
簡単に見つかるバッタです。


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