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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

【みかんの花】有葉花と直花の違い。

2018年  4月7日撮影

みかんの様子です。


温暖な気候により、
平年よりも動きが早いかもしれません。

みかんの花の色は

オレンジ色ではなく、

ホワイトです。白です!


みかんの花の開花は
5月の中旬ごろが理想です。


最近は、温暖化の影響で、みかんの花の開花も早まる傾向にあります

みかんの木の様子


芽と花の動きはこんな感じです。

丸い粒粒がたくさんありますが、(下写真)

直花(じかばな)です。



この花は、温度の影響を受けやすく
早く咲いてしまう傾向があります。

咲き急ぐ花で品質は上がらないのです。



直花


今度は

有葉花(ゆうようか)です。(下写真)


新葉の先端に丸い花の粒があります。
こちらの花は力がある花で
温度の影響は受けにくい花です。

ゆっくり、しっかり充実して咲いてくれる花です。
品質向上に期待できる花です。



有葉花(ゆうようか)

次は
新芽です。

新しい葉のことです。

新芽は
発芽から60日くらいで
緑化完了となります。

緑化完了して初めて、
光合成が可能になります。


光合成をしてその年の果実を作り、
次年度のみかんのための
準備も同時に行います。


新芽(しんめ)です。

みかんを栽培する上で

花と新芽のバランスが重要なのです。


花が無ければ農業経営が成り立ちません。
新芽ばかりでも同じです。

花と新芽をバランスよく着けてこそ


おいしい、
三ケ日みかんが出来上がるのです!

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