【R6昆虫採集】隠蔽的擬態“フタモンウバタマコメツキ”見事に騙された!
(R6.3.30 雑木林巡回)
よるねこ山修行
夜の昆虫採集
大人の虫撮りです。
クワガタ
可能性が高い
クヌギを調査していました。
樹液が出れば
虫が来るのにと思っていました。
樹皮のメクレの辺りに
何かの虫の
脱出痕がありました。
もしかして“クワガタ”かも
虫は脱出後は
上を目指して動きます。
念入りに
調査しましたが
何も虫は見つかりませんでした。
おかしいなあ…
と思った数秒後に
やっと気付けました。
目の前に虫が居ました。
隠蔽的擬態の
フタモンウバタマコメツキです!
3月のフタモンも高得点です。
樹皮そのものに
擬態していたのです。
隠蔽的擬態は
周囲の色やもののように
似せて外敵から身を守ることです。
保護色ですね。
3cmくらいしかないのに大した虫です。
これなら小動物に
食べられることもないでしょう。
私に観察眼が無かったら
このフタモンを見つけられなかったでしょう。
見事に騙されてしまったのです。
(フタモンウバタマコメツキ)
フタモンウバタマコメツキは
ここの雑木林では時々見かけます。
ただし、擬態が上手なので
見つけられないことも多いかもしれません。
日本国内では
普通に見られる
昆虫ではありますが
地域分布に偏りがあるようです。
京都府の
レッドデータブックでは
要注目とされているようです。
毎回簡単に
見つけられる虫でもないので
自然界における
個体数は少ないものだと考えます。
3月末になって
虫撮り成績急上昇です。
この調子で
黒いダイヤまで辿り着きたいです。
引き続き山修行ですね!
(クヌギ大木 フタモン)
(新芽の状態)
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