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身近な場所から遠ざかる自然や貴重な昆虫たち。 大人にも子供にも人気のあるクワガタやカブト。 昔は大きなクワガタが捕れましたが 令和現在では小さなクワガタばかりです。 豊かだった自然環境が少しずつ減少しているためです。 温暖化や環境変化(破壊)により 昆虫たちは生態を変化させています。 温暖化は虫が小型化します。大型でカッコいいクワガタやカブトを見つけるのは難しくなっています。昔は遊びの中で簡単に触れ合うことができた大型クワガタ。令和現在では経験と技術が無いと見つけることはできません。大人の真剣勝負の領域になってしまいました。それなりの危険も伴います。 虫は自然界に生息する小動物の生命を支えています。 虫の集まる場所には多くの小動物も集まります。クワガタが発生したら人も集まります。自然の中で学ぶことは多いと思います。生き物の集まる場所には一定の条件があることが見えてきました。部屋の中に閉じこもるのではなく、広い空間で自然に触れ合うことで新しい閃きがあるかもしれません。 黒いダイヤ(オオクワガタ)への道のりは近いようで遠いようです。自然や生態を知ることで一歩ずつ近付いています。プロ級を目指して今日も山に入ります。 また、温暖化に対応できる、これからのみかん栽培について書いていきます。 自然をヒントに技術を磨きます! 人間スタイルではなく、自然スタイルを考えていきます。

農作物の害虫“キボシカミキリ”勢力変化

キボシカミキリ
(R6.9.25 キボシカミキリ)

蒲郡市
河上柑橘園

放任園を整備しました。

雑木を伐採した
後からだと思いますが


キボシカミキリです!


農作物では害虫に当たります。

イチジクやみかんなどで侵入してきます。

日本3大昆虫は

甲虫目16000種
チョウ目6000種
カメムシ目2000種


です。

温暖化や環境変化により

近年は甲虫目の減少が顕著になっています。

沢山発生しても問題ない

コガネムシ科のカブトムシ、コガネムシ類(センチコガネ、ダイコクコガネ)
クワガタムシ科のクワガタ類

これらは生息環境の悪化により

30年前と比べると
随分減少しているでしょう。

甲虫目の中にカミキリムシがあります。

害虫に当たるカミキリムシ類は厄介ですが

カミキリムシ全体で
考えると数は減少していると考えます。


場所によっては

殆ど見られなくなったものもあります。

甲虫目が減っただけならいいのですが

環境適応能力の高い

カメムシ目が
勢力を拡大させています。

薬剤散布で
効果はあります。


一時的には密度を下げられますが

圧倒的な個体数で押し寄せて来ます。

今後は3大勢力の
バランスが変化していくでしょう。

キボシカミキリ
(キボシカミキリ)

カミキリムシは
生木を食する害虫


朽ち木を食する
ただの虫に分けられます。

ただのカミキリムシは
案外脆いところがあり減少傾向です。


害虫に当たるカミキリムシは

なかなかしぶといようです。

ここで言う
キボシカミキリは

年間に2度の発生が普通にあるようです。

もう一種
ゴマダラカミキリもこれに準じます。

このゴマダラカミキリも

年間2度の発生が
考えられるようになりました。

9月や10月でも
ゴマダラを見ることがあるからです。


温暖化や厳しい環境に晒されると

未だに昆虫(害虫)は
進化しているのかもしれません。


特に害虫は殺虫剤攻撃を受けますからね。

農作物では殺虫剤は
仕方ない面もありますが


進化の手助けになってしまうかもしれませんね。


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