“みかん園のミノムシ”大きく成長しました。2種のミノムシ確認?

光(みつ)

2020年03月04日 17:00

みかんの
剪定シーズンです。

枝を1本1本
丁寧に見ていきます。

大きく成長した
オオミノガを見つけました!


(令和2年2月22日撮影)
1990年代に
中国から入ってきた

オオミノガヤドリバエにより

絶滅危惧種では
と心配されていたのです。

絶滅の危険からは
回避されたようです。

自然界には
オオミノガヤドリバエに寄生する


コバチの仲間が
生息しているのです。


(令和2年2月22日撮影 チャミノガ)
オオミノガとチャミノガ

オオミノガは

蓑が葉や小枝を
付けた紡錘形です。

チャミノガは

小枝を付けた
細目の円筒形です。



ミノムシは
枯葉や小枝を

糸で綴って巣を作ります。

昔の雨具の
蓑(ミノ)に似ているので

ミノムシ:幼虫のこと

成虫はミノガといいます。


(令和元年12月9日)
ミノムシの状態で
雄雌を区別することは難しいです。

専門家では
雄(3):雌 (7)ぐらいとしています。

雄は成虫の蛾になりますが
雌は一生イモムシで蓑の中にいます。

蛾は口が退化し
摂食ができません。


(令和元年12月13日)

みかんの皮
を齧ることもありますが

鳥に比べたら
知れていますので

みかん園でミノムシを
見かけても放っておきましょう。






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