【徳島県】健全な“樫の木”カミキリ少ない
(R5.7.24 徳島県 四國生薬)
徳島県
樫の木圃場
メインの害虫はカミキリムシです。
幼虫が食い荒らすとボコボコしてきます。
樫の木も強いので簡単には枯れませんが
徐々に樹勢が弱り
良質な枝葉が
確保できなくなっていきます。
健全な樫の木は
カミキリ被害少ないのです!
全ての樫の木が
カミキリ害を受けるわけでもないです。
元気な樫の木
ホルモンが良好な樫の木は
カミキリ被害が
あまりありませんでした。
同じような環境の中でも
ホルモンのレベルが違うのです。
根元の低い位置から
複数の枝が分岐していると
ホルモンレベルが低下するので
カミキリムシが
集まりやすくなります。
虫除けホルモンの
エチレンの働きが悪いからです。
根元は一本の
樫の木が強かったですね。
力が一本にまとめられるからです。
(ホルモンも)
(樫の木)
複雑に分岐した樫の木は
カミキリ幼虫の
被害が気にになりました。
樹形を見させてもらった時に思いました。
樹を植えて~3年くらいで
樹形の整理が必要になりそうです。
また、植える時には
根っ子をなるべく
真っ直ぐにできるといいですね。
植物ホルモンが活性化できます。
横根はどうするんですか?
健全ならば植えてから出て来ます。
ホルモン活性化の利点
・窒素分があまりいらない。
・病害虫に強くなる。
・耐候性が強化(高温・乾燥に強い)
・葉数が増える。